(1) 東海典礼で柩を祭壇から移動させ、ふたを開けます。 |
(2) 遺族・親族・親しい方々が柩を囲みお別れをして、お花「別れの花」を入れます。 |
(3) 故人の愛用品を納めます。 |
●愛用品を柩に納める場合
燃えにくい遺品(ガラス・陶器類・金属製品等)は、火葬の障害となるので柩の中に入れないように注意してください。遺体にペースメーカー(医療機器)などが入っている場合は、火葬場事故防止の為に必ず東海典礼に申し出てください。 |
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(4) 遺族・親族(血縁の濃い)方が柩のふたを閉じます。
以前は釘を2回づつ石で軽く打ちましたが、その意味を込めて、
柩のふたをしめる。 |
(5) 柩の上に花束(白菊)をのせます。 |
(6) 遺族・親族の方々の手によって柩を霊柩車まで案内します。 |
但し、東海典礼でご便宜を図ることもあります。 |
(7) 喪主(遺族代表)が出棺の挨拶をします。 |
●出棺の挨拶
本日は、皆様ご多用中にもかかわらず、ご会葬・ご焼香を賜り、誠にありがとうございました。お陰をもちまして葬儀ならびに告別式をとどこおりなく執り行うことができました。故人が生前ひとかたならぬご厚情を賜りましたこととあわせ厚く御礼申し上げます。
父は八十歳で天寿を全ういたしました。(中略)どうぞ残された遺族に対しましても、亡き父生前と変わりなき、ご厚誼を賜りますようお願い申しあげます。出棺に先立ち、ひとことご挨拶申しあげ、お礼にかえさせていただきます。 |
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(8) 火葬場へは喪主が位牌を持ち霊柩車に乗ります。 |
骨箱・分骨箱等は東海典礼がお持ちします。
遺影写真は持っていきません。 |
(9) 火葬場へ見送る遺族・親族は配車カードに従って タクシー・ハイヤーに乗車します。
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●野辺の送り
会葬者が葬列を組んで、火葬場までお見送りをすることを「野辺の送り」と言います。
今日では、火葬場までは霊柩車に従い、タクシーに分乗して行く場合が多くなりました。 |
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